孤独を抱えたストイック上司 × 元気全開な世話焼き女子 もだキュン♡オフィスラブ
(コミックス1巻帯より)
最高のマンガはじまったー!!!!!
マンガMeeで連載がはじまり、無料分を読み終わったその瞬間から、私の中で「このマンガを推す」ことが決まりました。
絵、ストーリー、そして笑いとテンションが私のツボを的確に突いてきましたよ!
第1話
おい!1コマめからいきなり顔のいい男がいます!!!
はい、このマンガのヒーロー、森崎さんです。有能でストイックな鬼上司。
そんな彼の部下としてしごかれているのが、入社半年の新入社員、我らが主人公、泉駒子。
森崎さんの厳しい指示と大量の仕事を前に、飼い猫の写真に癒しをもらったり、昼休憩に同僚よっしーと妄想を繰り広げたりしながらストレス発散しつつ、大量の仕事に取り組むのでした…
数日後。森崎さん 病欠、とホワイトボードに書き込む駒子。森崎さんが休んで3日目です。
そこへ駆けてくる真鍋部長(注:かわいい)。どうしても現物確認してほしいトラブル発生で、
「森崎くんの家に持って行ってくれる?」
と駒子に頼みます。ええええええー!
まあ、病欠してる社員に現物確認してもらわないとまわらない会社は、現実世界ではアカンと思いますが、良質な少女マンガを読んでいる時には気にならない魔法。
イケメン冷酷上司がどんな暮らしをしているのか?駒子も読者も手に汗握りながら、森崎家へ向かいます(読者はページを繰ります)。
着いた先はいかにも実家っぽい、一戸建てのおうち。
一人暮らしなのに…?と戸惑う駒子の前に現れたのは、ネックウォーマーにフード付きジャージの上下、極めつけはシャツをパンツにイン!した森崎さん。
駒子の脳内には、「インッ」とかっこよくパァンする森崎さんと、森崎帝国の女子たちが…
個人的にインしてる男性可愛くてポイント高しです。私もお腹を冷やさないため、家ではいつもインスタイルですもん!(聞いてない)
玄関先で仕事のやりとりをする二人。
しかし、話している最中、森崎さんは高熱でふらりと倒れてしまいます。必死に室内に運ぶ駒子。
そこで駒子は、森崎さんには家族も友人と呼べる友人も恋人もないことを聞かされ、
風邪をひいている3日間、ずっと一人だったことを知るのです。
第2話
よっしーに、「森崎さん、全然帝国じゃなかったよ」とラインを送る駒子。
(冷静に考えて、「全然帝国じゃなかったよ」ってなに???)
森崎さんの熱は相変わらず高く、駒子は何か食べさせないと、と買い出しに向かいます。
食材や薬をシャシャシャと買い込む駒子の様子から、彼女の生活力の高さがうかがえますね。
急いで帰宅したら、森崎さん仕事しとるやーん!真っ赤な顔してさあ…この仕事人間め!
心配する駒子に対し、
「(あとは)自分で対処できますのでありがとうございました」
森崎さん、心のシャッターをガラガラと下ろしてます。
では!と言いながらもゴホゴホと咳き込む姿を見て、駒子の怒りのスイッチがオン!
「仕事では頼りにならないかもしれませんが、今は人として頼ってほしいです」
そう言うと、猛然と台所を片付け、お粥を作り、森崎さんの前にお膳をどーん!
ここでも駒子の生活力の高さが(以下同文)
泉家直伝「風邪の日メニュー」は、お粥、プリン、ジュース、キムチのセット。
これ、見た人100人中100人が「キムチて…」と突っ込んだと思いますが、おばあちゃんが欲しがるんだったら仕方ないね(*´ω`*)
一瞬かたまった森崎さんでしたが、お粥を完食したのち、駒子が怒るなんて思わなくてびっくりしたと話します。
駒子は「子猫とか弱いものを見るといても立ってもいられない」と言い、自分=子猫、弱いイメージなのかと複雑な森崎さん。
この時の、駒子を見上げる森崎さんが、柔らかな雰囲気をまとってなんとまあ美しいこと。Xのヘッダーにしたいくらい素敵だからみんな見て。
続いて森崎さんがぽつりぽつりと話します。
母も父も亡くなって、ここで人の作ったごはんを食べるのが久しぶり、こんなにも美味しいんだなって…
弱って素直な本音をさらけだす森崎さんの色気(?)に、急速にドキドキする駒子。
ごまかすように棚の上のロボット犬に話題を向けると、犬を飼いたいけど日中自分がいなくて寂しい思いをさせるから…と言う森崎さん。つづく会話で、駒子の母性が爆発。
つい駒崎さんの頭をぎゅっと抱きしめてしまいます。
スマホのアラームで我に返った駒子は、自分のとった行動にびっくり、逃げるように森崎家をあとにするのでした。
第3話
風邪も治り、出社してきている森崎さん。キリっとした目つきとシゴデキな雰囲気も戻り、本日もイケメンです。
それを入り口から覗きながら、こないだ抱きしめてしまった手前、どんな顔して登場すればいいか悩む駒子。
駒子に気づいた森崎さんは、駒子を書庫に呼び出します。
近づいてくる姿もイケメン…てか、この、森崎さんの体型が私にクリティカルヒットです、たまこ先生。本当にありがとうございます。
そして、呼び出された駒子は、先日のことを言われるかと思いきや、明日使う資料の不備で大説教を食らいます。
恥ずかしさと情けなさでいっぱいになりながら残業。このいたたまれなさ、痛いほど伝わってきます。
一人ぽっちの社内で、1個1個ホチキスを外し、資料を追加していく駒子…。
そこに森崎さんが差し入れのコーヒーを持って現れ、何も言わず手伝ってくれます。
この間のことも、今日のことも、謝る駒子。
その言葉を遮り、嬉しかったから謝らないでください、と森崎さん。
顔を赤らめる森崎さんに、駒子と読者一同きゅーーーーーん。
そして駒子は、今度ごはんを作りに行っていいですか?と聞き、「ぜひ」と返事をもらうのでした。
後半は、ミスなどなかったかのように浮かれてお花が舞っている駒子とよっしーの女子トーク。
駒子のこの切り替えの早さ、見習いたい。
冷めた目で駒子を見つめるよっしー。「何そのキモイの」と辛辣なツッコミするよっしー。
森崎さんとの話を聞き、駒子と一緒にキャーキャー騒ぐよっしー。
でもちゃんと冷静に戻り、妄想が暴走して駒子が思わず叩くテーブルを押さえてくれるよっしー。
私はそんなよっしーが大好きです。
次回、いざ、駒子二度目の森崎家へ!
第4話
週末土曜日、森崎さんのおうちにご飯を作りに来た駒子。
ついこの間来た部屋なのに、改めてみまわしたら緊張する…
そんな駒子の緊張をよそに、台所へうながす森崎さん。
駒子は筑前煮をふるまいますが、おばあちゃん直伝のこの筑前煮は森崎さんの胃袋をわしづかみ♡
(今後、森崎さんがこの煮物を再現しようと奮闘するおまけマンガもあるのでお楽しみに♡)
微妙な関係の私たち、何が起こっても不思議じゃないぜ!むしろ私はウェルカムです!な臨戦態勢の駒子でしたが、案内された隣の部屋ではじまったのは、オセロ勝負!
予想は外れたものの、結局オセロを本気で楽しむ駒子がイイ子だし(しかも強いっていうw)、
負けて、もう一戦やりましょう!と悔しがる森崎さんの子どもっぽい一面も可愛い。
帰り、駅まで送ってくれた森崎さんのなんともいえない表情が気になる駒子。
週明け、出社時によっしーに会って土曜日の話(何もなかったー)をしていると、
謎の美女「頼子先輩」登場!
「森崎さん好きになっても 何もないよきっと」と不敵な言葉を駒子にかけるのです。
一体彼女は敵なの?!味方なの?!
第5話
さてさて、第5話です!山場ですね!ずっと駒子のターンです!
ここからさらに目が離せない展開が続きます!
頼子先輩は、今まで森崎さんを好きになった女の子は何人もいたけど、彼女になれた子は一人もいなかった、遊ばれてるわけでも付き合うわけでもない放置プレーが続くのだと言います。
「好きになる前ならやめた方が無難かもよ~」
老婆心の助言で、頼子先輩は恋のライバルではなかったのですが、駒子は魂ぬけちゃいます。
つづいて、帰宅後、疲れてソファに座る森崎さんのシーン。
床に置かれたオセロを見て、駒子のことを思い出す森崎さん。
駒子にラインを送ろうとするけど、結局文章を消しちゃって送らない。
森崎さんにも、何か感情の葛藤がありそうですね。
そして、平日定時過ぎのオフィスに二人きりで残業中の森崎さんと駒子。
ここでですね!駒子は偶然を味方につけ、
森崎さんの誕生日を聞き出し→一緒にお祝いする約束をとりつける
というスーパープレイを見せるのですが、その自然さ華麗さには目をみはるものがあります。
「あざとくて何が悪いの?」の田中みな実大先生なら、VTR見ながら「自然~!」ってグッドボタン連打してくれること請け合いの名シーンです。
しかもこの回はそれで終わらず、ふいに顔の近づくアクシデント!からの~~~~~
駒子の告白!
このシーン、駒ちゃんの言葉も表情もかっこよくて、惚れそう。いいムードを逃さない漢気というか…
駒子は仕事はできないけど、こと恋愛においてはかなり有能なのでは…?と感じる立ち回り。
もちろん、駒子の中から溢れた森崎さんへの気持ちが自然に(衝動的とも言う)言葉になった結果であって、恋の駆け引きとか計算してやってるのではないところがまた良いのですが。
「職場だよ、仕事して!」とかいうツッコミは、どうか私に免じて許してやってください!(誰?)
はてさて、明らかに駒子を意識している森崎さんの返事はいかに!?
第6話
森崎さん「あ、ありがとうございます」
フライング大喜びで腕ぶんぶん振り回しちゃってる駒ちゃん超~~~可愛い。好(ハオ)です。
しかし!返事は保留。
そしてそのまま森崎さんはトラブルで出張へ。
出張先では、森崎さんと癒し系真鍋部長とのひとコマがあり、部長は、森崎さんの「大変な時こそ言わない」性格が7歳の孫に似ていると言います。
言いたいことを我慢しがちな森崎さんの性格、見抜かれてますね。
他人にも厳しいけど、誰より自分にストイックなんだよね。
そして、ついに誕生日前日になってしまった。いまだ出張中の森崎さん。
連絡したいけど、状況的にそれもできず悶々とする駒子。
当然森崎さん側から連絡はなく、告白の返事も保留、誕生日の約束も保留。
よっしーに愚痴を聞いてもらうも、駒子のジェットコースターのような情緒の上がり下がりにたじたじのよっしー。でも駒子の気持ちがすんごくわかる~。
「駒子がしたいこと、していいと思うけどな、私は!」
というよっしーのありがたいアドバイスを聞いて、駒子はどうすることにしたのでしょうか?
なんとか誕生日前日に解放されたらしき森崎さん、ケーキを持って帰宅。
翌25日は部屋を掃除し、仏壇を整えてケーキを供えてお線香をあげます。
……30か おっさんだな
駒子の「お誕生日会しましょうよ!」の言葉に思いを馳せる森崎さん。
その時、玄関のチャイムが鳴ります。
扉を開けるとそこには、大荷物をかついだ、満面の笑顔の駒子が!!!
「ハッピーバースデー 森崎さんっ」
いや、愛しすぎて泣いてしまうんだが???
第7話
バースデーケーキ、飲み物、お寿司、黒ひげ危機一髪的おもちゃなどがテーブルいっぱいに広げられます。
そして誕生日の被り物をかぶった駒子。
人を喜ばせることが好きなんだな、そして駒子自身が愛情いっぱいに育てられたんだなっていうのがわかりますよね。こんな友達、欲しい。
森崎さんが何か言いかける前に、
「今、私がこんなことしていいのか…全部わかってるつもりです」と断りを入れる駒子。
「でも、お祝いしたくて、私がしたくて、来ちゃいました」
そして森崎さん「うれしい…です」
あああああああ~~~~~!!!よかったね、駒子!
そして、よかったね、森崎さん泣泣泣
全力で楽しそうにお祝いしてくれる駒子に、戸惑いながら、照れながらも嬉しそうな森崎さんに、読んでるこちらの心もあったかくなる。
お寿司とケーキを食べたあとは、お酒を飲みながら恒例のオセロタイム。
森崎さん「泉さん、オセロ楽しいですか?」
駒子「はい、楽しいです!」
森崎さんは、子供の頃友達に、森崎くんと遊んでもつまらないと言われ、それを引きずってるようです。
私は「あの頃って平気で色々言いますよね」という駒子の相づちに100点をつけたいのですが、どうですか皆さん?
こんなさりげない会話のキャッチボールも丁寧に描かれてるところも、このマンガの素敵・好きポイントであります。
そして、駒子の言う通りで、小学生ってけっこう思ったことそのままズケズケ言いがちだけど、言われた方はけっこういつまでも覚えてて、引きずってしまうことありますよね。
森崎さんみたいに特別な家庭環境で育ってたら、なおさら自分自身に問題があるんだと思うだろうし、その発言が心に長く根をはっててもおかしくない。
そのまま酔って寝てしまう森崎さん。後片付けを終えた駒子が改めて声かけても起きない。
きっと 止まってるんだ… 気持ちが小さい時のまま
髪をなでる駒子の手をつかみ、起き上がった森崎さんは、そのまま駒子にキス…!
何度も読み返してますが、この甘いような切ないような雰囲気に、毎度新鮮に胸がぎゅんっとなる、、、
てか、酔ってトロンとした表情の森崎さん、色っぽすぎてやばくない?大丈夫?
ねえっ、この後どうなるの!?!?!?!っていうところで、つづきは次巻です!くう~!
巻末に入っているおまけマンガもすっごく可愛い。
しかも全部食べ物ネタ。たまこ先生は食いしん坊と見た。
マンガMeeで連載中!
『おとなの恋は、やぶさかにつき。』は、こんな感じの漫画です。サイコーさが1ミリでも伝わってたらうれしいのですが。
このブログを見てくださってる方はすでにお読みだと思いますが、もし間違ってまだ読んでいないのにこのブログに迷いこんでしまった方がいたら、一刻も早く読みましょう。
アプリ「マンガMee」で連載中!無料で読めるよ!
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おとなの恋は、やぶさかにつき。 単行本版 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) 新品価格 |
電子書籍サイトだと、私はコミックシーモアが”推し”です。
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では、また会いましょうっっ!!!